今季こそソンはタイトルを獲得できるか photo/Getty Images
今シーズンは怪我に悩まされた
トッテナムでプレイする韓国代表FWソン・フンミンは32歳を迎えた今シーズンこそ悲願のタイトルを獲得できるだろうか。
2015年よりトッテナムでプレイし、これまで公式戦通算452試合で173ゴール101アシストを記録するソンは近年のクラブを支えた1人だが、チームタイトルには縁がないキャリアを送っている。
トッテナムで名コンビを組んでいたハリー・ケインも長らく無冠時代を送っていたが、バイエルンに移籍した親友は今シーズンついにタイトルを獲得した。ソンは英『Daily Mail』にて「彼が喜んでいるのを見て、本当に嬉しかった。彼は親友の1人だし、これほど多くのことを成し遂げているのを見て、まるで家族のように嬉しく思ったよ」と、元チームメイトの悲願のタイトルを喜んだ。
そしてトッテナムのキャプテンは親友であるケインに続き、無冠の称号に終止符を打つつもりだ。ソンは「彼と同じように良い結果を残せることを願っている」と語り、続けてタイトル獲得への想いを語った。
「何年もこの話をしてきた。私がトッテナムに残った最大の理由は、他の人にはできないことを成し遂げたかったからだ。パズルを完成させるには、すべてのピースが必要だ。私は他のピースをすべて集めたが、最後の一番大切なピースが欠けているような気がして、10年間探し続けていたんだ」
「今回はいつもと何かが違う。誰よりも勝ちたいと強く思っている。私と同じような切実な思いで、たくさんの人が私たちを応援してくれている。しっかり準備すれば、きっと達成できると信じている」
今シーズンは度重なる怪我に悩まされてきたソンだが、先週末のクリスタル・パレス戦で復帰。
悲願のタイトル獲得まであと1勝。エース、ソン・フンミンは親友ケインに続きタイトルを獲得できるか。運命のユナイテッド戦は日本時間の22日早朝4時にキックオフを迎える。