WBO世界バンタム級王者・武居由樹が練習公開 次戦の勝利に集...の画像はこちら >>

3度目の防衛に挑む武居 (写真:本人インスタグラムより)

KO勝利を目指す

2025年5月28日に横浜BUNTAIで開催されるWBO世界バンタム級タイトルマッチ。王者・武居由樹がその防衛戦に向け、横浜市内の所属ジムで練習を公開した。



対戦相手は、同級8位ユッタポン・トンデイ。元々昨年12月に予定されていたが、武居の右肩負傷により中止になっていた。今回はその仕切り直しの一戦となる。

武居はこの日、シャドーボクシングとミット打ちを2ラウンドずつ披露し、元3階級制覇王者・八重樫東トレーナーの持つミットに力強くパンチを打ち込み、汗を流した。

そして気になるケガの状態については「完璧に治った。コンディションは最高にいい」と仕上がりの良さをアピール。15戦全勝(9KO)の難敵に対しても「周りの空気感的にもKOで勝たなきゃいけないというのは凄く感じている。しっかり倒して勝ちたい」と世界戦で自身初のKO勝利を狙うことも堂々宣言した。

武居は以前、WBA同級王者・堤聖也から対戦要求を受け、SNSを通じてそれに応えていた。また自身と同じくキックボクシングから転向してきた那須川天心との対戦も期待されている。しかし今回は「先のことを全然考えていない。今はとにかくユッタポン選手を倒して勝つっていうことに凄い集中していて、天心選手とか堤選手とかは今は正直どうでもいいな、という感じ」と心境を明かした。


果たしてKO勝利に飢えた武居が、どのような戦いを披露するか注目だ。

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