アーセナルで躍動するルイス・スケリー photo/Getty Images
今シーズンの活躍が印象的だった若手
プレミアリーグは15日、今シーズンの年間最優秀選手賞(MVP)、最優秀若手選手賞、最優秀監督賞の候補者を発表した。
今シーズン、印象的な活躍を見せた選手らが名を連ねる中、2人のプレミアレジェンドは最優秀若手選手賞の候補者について言及。昨シーズンはチェルシーのコール・パルマーがこの賞を受賞したが、今回最終候補に選ばれたのはリアム・デラップ(イプスウィッチ)、アンソニー・エランガ(ノッティンガム・フォレスト)、ライアン・グラフェンベルフ(リヴァプール)、ディーン・ハイセン(ボーンマス)、コール・パルマー(チェルシー)ジョアン・ペドロ(ブライトン)、モーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)、ウィリアン・サリバ(アーセナル)だ。
いずれも素晴らしい選手たちだが、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるガリー・ネビル氏は今シーズンの最優秀若手選手賞はこの候補の中にいないという。ポッドキャスト『It's Called Soccer!』にてネビル氏は「ルイス・スケリーを指名する」と語り、今シーズンアーセナルで大ブレイクを果たした18歳を次のように称賛した。
「彼はまるでずっとそこにいたかのように、その場にぴったりとフィットしている。そのポジションはアーセナルにとって問題だったと思う。彼は信じられないほどの才能の持ち主だし、気質も素晴らしい。ボールの扱いがとても上手で、相手をドリブルで抜き去る姿には本当に魅了される。その年齢ではもちろんのこと、どんな年齢でもあり得ないようなプレイだ」
このネビル氏の意見に賛同したのはジェイミー・キャラガー氏で、リヴァプールのレジェンドは「私も彼を選ぶだろう。私が考えていたもうひとりは、ボーンマスのディーン・ハイセンだ。私は彼の大ファンだ。しかし、ルイス・スケリーがこれまで見せてきたパフォーマンスやそれを披露してきた舞台、ベルナベウでの彼のことを考えれば、私は彼を支持するだろう」とプレミアリーグの試合ではないが、CL準々決勝のレアル・マドリードとの2試合を例に挙げ、ルイス・スケリーを称賛した。
怪我人が続出したディフェンスラインの穴を埋めるだけではなく、プラスアルファの活躍まで見せたルイス・スケリー。イングランド代表デビューまで飾った18歳は確かに最優秀若手選手賞の候補に入るべき選手だと言えるだろう。
ビッグマッチで大仕事
— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) February 2, 2025
18歳ルイス=スケリーの
プレミア初ゴールは大きな追加点に
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