オサスナで活躍するブディミル photo/Getty Images
クロアチア代表での活躍にも期待
今季のラ・リーガではレアル・マドリードFWキリアン・ムバッペとバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキが激しい得点王争いを展開していて、現在はムバッペが28ゴールでトップ、レヴァンドフスキは25ゴールで2位だ。
どうしてもラ・リーガではスペイン2強でプレイする2人に話題が集中するが、20ゴールの大台に突入したもう一人の選手も忘れてはならない。
オサスナのエースとして20ゴールを挙げたクロアチア代表FWアンテ・ブディミルだ。
ブディミルは昨季もラ・リーガで17ゴールを決めていたが、今季はそれをも超える見事な活躍だ。データサイト『Opta』によると、クロアチア人選手でラ・リーガ20ゴール超えを達成したのはセビージャとレアルで24ゴールを決めたダヴォール・シュケール、バジャドリーで23ゴールを決めたアレン・ペテルナツ以来のことになるという。
ブディミルは33歳とベテラン選手だが、不思議なことにクロアチア代表では30試合に出場して4ゴール決めただけだ。昨夏のEURO2024でもアンドレイ・クラマリッチやブルーノ・ペトコビッチとポジションを争っていて、ブディミルがスタメンから外れることもあった。
オサスナで発揮している得点力を代表でも活かしてほしいところだが、来年のワールドカップへクロアチアのエースになっていけるだろうか。
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