シティのハーランド Photo/Getty Images
疑問残る選択
FAカップ決勝、マンチェスター・シティはクリスタル・パレスと対戦。試合の主導権を握りながらも、最後まで得点を奪えず0-1で敗れた。
これにより、ペップ・グアルディオラ率いるシティは今季「無冠」が確定。2気連続の決勝戦敗北はシティにとって痛恨の結果となった。
注目されたのは、エースであるアーリング・ハーランドのPK譲渡。前半に獲得した絶好のチャンスで、自らはキッカーに立たず、オマル・マルムシュに譲った。だが、このPKはクリスタル・パレスのGKディーン・ヘンダーソンに止められ、同点の機会を逃す形となった。
地元紙『Manchester Evening News』はこの判断に厳しい評価を下しており、「全体的なプレイは悪くなかったが、PKを譲った判断は彼を苦しめることになるだろう。再び決勝でノーゴール」と論評し、採点は「5」にとどまった。
ハーランドはこれでシティ加入後、主要な決勝戦で7試合連続ノーゴール。アシストすら記録しておらず、ビッグゲームでの沈黙が続いている。今季の不振を象徴するかのような結末に、エースとしての責任が問われている。
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