レアルでプレイするバルベルデ photo/Getty Images
今季もあらゆる役割をこなしてきた
昨夏にFWキリアン・ムバッペを加えて前線が豪華になった一方で、今季のレアル・マドリードは攻守のバランスを欠いているとも言われてきた。最終ラインでは怪我人も続出し、今季はタイトルを獲得できぬまま終了。
失敗のシーズンだったと言えるだろう。
そんな状況下で様々な役割をこなしてきたのがMFフェデリコ・バルベルデだ。本職の中盤はもちろん、ダニエル・カルバハルが離脱した右サイドバックもこなし、今季はここまで全コンペティション合わせて56試合・4762分間もプレイしてきた。これはチーム最長のプレイタイムである。
指揮官カルロ・アンチェロッティもバルベルデに依存してきたところがあり、バルベルデにはかなりの負担がかかってきた。ウルグアイ代表でもチームの中心であり、ウルグアイ代表でのプレイも合わせれば今季のプレイタイムは5200分を超える。
スペイン『SPORT』もバルベルデの頑張りには脱帽しており、疲れ知らずで不屈のメンタルを持ち、チームの模範となる人物と絶賛する。中盤からサイドバックまで文句も言わずに全力を尽くしてくれるバルベルデはレアルに欠かせぬリーダーの1人であり、スター集団のレアルにおいて1番外せない選手と言っても大袈裟ではないだろう。
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