マンチェスター・シティのエチェベリ photo/Getty Images
存在感を示したのは確かだ
クリスタル・パレスとのFA杯決勝に敗れ、タイトルを逃したマンチェスター・シティ。ボール支配率は高い数字を記録したが、GKディーン・ヘンダーソンの守るゴールを破ることができなかった。
残念な結果となったパレス戦だが、ポジティブな要素はあった。それがこの試合でシティデビューを飾ったクラウディオ・エチェベリのパフォーマンスだ。
試合終盤に投入されたこともあり、彼の豊富な運動量はより印象的に映り、最前線ではボックス内に侵入して枠を捉えるシュートを放っている。コースは甘くヘンダーソンに弾かれてしまったが、間違いなく攻撃を活性化させていた。
試合後には指揮官であるペップ・グアルディオラ監督が素晴らしいパフォーマンスを披露したエチェベリに称賛のコメントを送っている。
「彼のプレイぶりを考えれば、あれは悪い判断ではなかった。狭いスペースで3回もチャンスを生み出していた」
エチェベリは今季の1月にシティのトップチームに合流し、トレーニングを続けている。当初は来季レンタルで武者修行に出るといった報道も見られたが、『manchester evening news』は今季の残り2試合で彼を起用し、来季トップチームに帯同すべき人材なのかテストすべきだと主張している。
エチェベリと同じくリーベル・プレートからやってきたフリアン・アルバレスは素晴らしいパフォーマンスを披露してシティ残留を掴んだが、新しいアルゼンチンの新星のキャリアは今後どのようなものになるのだろうか。
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