インテルでプレイするアチェルビ photo/Getty Images
インテルでもハイパフォーマンスを見せている
2018、2022と2大会続けてワールドカップ出場権を逃しているイタリア代表。3大会連続の予選敗退は許されず、2026年大会にかける思いはかなりのものがあるはず。
イタリアは来月6日より2026ワールドカップ欧州予選の戦いがスタートし、ノルウェー、エストニア、イスラエル、モルドバと同じグループIに入っている。まずは6日にノルウェー、9日にモルドバと対戦する予定になっていて、戦力的にはそこまで難しいグループではないはず。しっかりと6月の2連戦を白星でスタートしたいところだが、そのゲームへイタリアは大ベテランDFを招集する可能性がある。
インテルの最終ラインを束ねる37歳のDFフランチェスコ・アチェルビだ。アチェルビがアズーリで最後にプレイしたのは、2023年11月に行われたEURO2024予選・ウクライナ戦となっていて、昨年には人種差別発言疑惑もあって代表メンバーから外れることがあった。
しかし伊『Gazzetta dello Sport』は、今季の活躍から再招集があると見ていて、インテルではチャンピオンズリーグ決勝に進出するなど充実のシーズンを過ごしている。実力、経験値の面でもアチェルビは頼れるセンターバックだ。
欧州予選の初戦で戦うノルウェーにはマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドがおり、アチェルビは過去にも大型ストライカーとの対決で力を発揮してきた。
同じインテルでプレイするDFアレッサンドロ・バストーニなど、同僚が多いのも強みだ。今のアズーリはインテル組を中心にチームを構築していくことになりそうで、アチェルビも重要戦力となるか。