PSGのヴィティーニャ Photo/Getty Images
逸材確保へ
レアル・マドリードがルカ・モドリッチの後継者を決断したようだ。『MARCA』によれば、その最有力候補はパリ・サンジェルマン所属のポルトガル代表MFヴィティーニャである。
2012年にトッテナムから加入したモドリッチは、13シーズンに渡ってクラブの中盤を支え、通算28タイトルを獲得。2018年にはバロンドールも受賞し、クラブ史上最高のレジェンドの1人に数えられる。その39歳が今季限りでサンティアゴ・ベルナベウを去る。「このクラブでの時間は、選手としても人間としても人生を変えてくれた」とモドリッチは声明で語っている。
すでにディーン・ハイセンを獲得し、トレント・アレクサンダー・アーノルドもフリーで加入予定とされるレアルは、中盤の強化にも本腰を入れるようだ。
同紙によれば、ヴィティーニャは「クロースとモドリッチの“学校”で学んだかのような」プレイスタイルで、攻守にバランスの取れた万能型。25歳という年齢も魅力で、アグレッシブなプレスとボール奪取を可能にしている。
今季はジョアン・ネヴェス、ファビアン・ルイスと組んだ中盤でPSGのCL決勝進出に貢献。契約は2029年まで残っており、移籍金は高額になる見通しだ。
白い巨人の栄光の中盤をヴィティーニャが継承する日は近いのか。注目が集まる。
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