オランダ代表を引っ張ってきたデパイ photo/Getty Images
まだまだデパイがエースだ
11日に2026ワールドカップ欧州予選でマルタと対戦し、8-0と大勝したオランダ代表。このゲームで2ゴールを奪ったエースのメンフィス・デパイは、これで代表通算得点数が50の大台に達した。
今のオランダはセンターフォワードが不足しているだけに、経験豊富なデパイがワールドカップ本番へ調子を上げてくれると心強い。オランダ『De Telegraaf』によると、元オランダ代表選手だったヴィム・キーフト氏も万全の状態でワールドカップへ臨んでほしいと期待をかける。
「デパイには、最高のコンディションで大会へ臨んでくれることを祈るしかない。デパイが最高のコンディションでメジャートーナメントに挑めたのは、2014年のワールドカップ・ブラジル大会の時だけだったのではないかと思っている。当時の彼はまだ20歳で、ファン・ペルシーの控えではあった。それでもグループステージのオーストラリア戦では決勝点を挙げ、オランダを次のステージへと導いている。もし彼が2026年大会に万全の状態で出場できれば、オランダのストライカーとして再び力を証明できると思う」
今のオランダはフィルジル・ファン・ダイクを中心に守備のタレントが充実していて、中盤もフレンキー・デ・ヨング、ライアン・グラフェンベルフ、タイアニ・ラインデルスら実力者がいる。
前線では代表戦に強いコーディ・ガクポ、そしてデパイが調子を上げてくれば、ワールドカップ制覇も夢ではないか。