バイエルンのトーマス・ミュラー photo/Getty Images
新天地はアメリカか
今シーズン限りでバイエルン・ミュンヘンを退団することが発表された元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーに対してアメリカのFCシンシナティが正式にオファーを提示したようだ。
10歳で下部組織に加入してからバイエルン一筋で、トップチームでは公式戦750試合に出場して250ゴール276アシストを記録しているミュラーだが、今シーズン終盤にクラブ首脳陣は6月末で満了となる同選手との契約を延長しない方針を固め、本人にもそれを伝達。
こうした中、FCシンシナティのジェフ・ベルティングCEOがドイツ紙『Bild』の取材に応じ、「我々は彼に良いオファーを提示し、何回か彼の代理人と話し合った」とミュラーに対して正式にオファーを出したことを明かし、さらに「我々にはタイトルを獲得できる力がある。トーマスは勝者であり、今まで多くのタイトルを勝ち取ってきた。彼は我々のチームによく合うと思う」と語り、FCシンシナティはミュラーにとって魅力的な存在になり得ると自信をのぞかせた。
現在ミュラーのもとにはFCシンシナティ以外からもオファーが届いているとされ、同選手は現在参加しているFIFAクラブワールドカップ2025終了後に今後について決断を下すと見られている。
果たしてミュラーはどのような決断を下すのだろうか。