ソシエダからアーセナルへ向かうスビメンディ photo/Getty Images
プレミアで力を示せるか
6日、以前から話題となっていたレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディのアーセナル移籍が決まった。セントラルMFは今夏のアーセナルの補強ポイントとなっており、狙い通りスビメンディを引き抜くことが出来たのは収穫だ。
スビメンディはスペイン代表でもプレイしているが、情報サイト『Transfermarkt』のスペイン担当記者イヴァン・フエンテ氏はセルヒオ・ブスケッツらスペインの偉大な先輩MFたちに続く存在になれると期待をかける。
「スビメンディはゲームのテンポ、リズムをコントロールできる選手だ。バックラインからボールを展開する際も、相手のプレッシャーを受けながら冷静にボールをさばくことができる。これはアーセナルにとって重要な能力であり、ウーデゴー、サカ、ライスといった選手たちがより高い位置でボールを受けられるようになるだろう。弱点を挙げるならば、サイズとパワーだ。しかし相棒となるライスがこの要素を備えているため、中盤で2人は互いを補完し合えるはずだ」
「トップチームと契約したことで、彼の市場価値は間違いなく上昇する。彼はシャビ・アロンソ、ブスケッツ、ロドリといったスペインの偉大なMFのリストに名を連ねるだろう」
得点力も増しているライスを高い位置へ押し上げられるのは魅力であり、ウーデゴーやサカへ良質な縦パスが入ることで攻撃の質も上がる。プレミアリーグの環境にスムーズに適応できるかは分からないが、フィットすれば大きな戦力になるのは間違いない。