強烈なインパクトを残したインテル時代のロナウド photo/Getty Images
強烈なインパクトだったようだ
元インテルのFWクリスティアン・ヴィエリは英『FourFourTwo』のインタビューにて「最高のチームメイトは誰か」と聞かれ、元祖怪物ロナウドの名前を挙げた。
1999年から2002年の間インテルでチームメイトだったヴィエリとロナウド。
「彼はまるで神様からの贈り物のような、別の惑星からやってきた人物だ。彼が生まれた時、神様は『友よ、お前は史上最高の選手になる』と言ったのだと思う。サッカーの歴史上、そんな選手は2、3人しかいない。彼は神様の導きを受けたんだ。心からそう思うよ」
「彼は巨体で、まるで巨人のような脚を持っていた。100メートル走でも通用するほどのスピードがあった。ステップオーバーを見ればわかるように、信じられないほど足が速く、信じられないほどのテクニックを持っていた」
「彼が試合で相手を次々と抜き去る様子を撮影した5分ほどのビデオもある。もし怪我をしていなければ、彼はもっと大きな成功を収めていただろう。彼を止めることはできなかった。彼は誰よりも優れていた。
今もなお、サッカー史に残るレジェンドとして記憶されるロナウド。キャリアを通して怪我に悩まされた印象もあるが、瞬間最大風速は凄まじく、ヴィエリ氏の言うようにテクニック、フィジカル、スピード、決定力を兼ね備えた完璧なストライカーだった。
ロナウドはまさに怪物と呼ぶに相応しい選手だったが、ヴィエリはその強烈なインパクトを忘れられないようだ。