今夏セルティックへ移籍した稲村 photo/Getty Images
左SBで45分プレイ
今夏アルビレックス新潟からセルティックに加入したDF稲村隼翔(23)はプレシーズンマッチで好印象を残したようだ。
加入した当初、セルティック指揮官のブレンダン・ロジャーズは稲村のレンタル移籍の可能性に言及していたが、その考えを変えるようなパフォーマンスを見せたという。
セルティックはアイルランド1部コーク・シティとプレシーズンマッチを行ったが、同選手は左SBでスタメン出場し、前半の45分プレイ。新天地デビューを飾った。
スコットランド『Daily Record』は稲村のパフォーマンスを「45分間で申し分のないプレイを見せた」と称賛。「慣れない左サイドバックの役割でも本当に目立っていた」と綴り、特にボールを持った際のプレイやパスを讃えている。
また稲村のパフォーマンスにロジャーズ監督も感銘を受けた模様で、『TheScottishSun』によると、試合後に「稲村のパフォーマンスを見て考え直したか」と聞かれ、次のように答えている。
「100%そうだ。私はそれにこだわっているわけではない。計画は、彼をチームに迎え入れ、プレシーズンでの様子を見て、必要に応じて試合に出場させることだった。しかし、私は常にプレシーズンで選手たちを評価している。彼らの様子や、能力があるかどうかで判断している」
「彼は確かに数日のトレーニングで、ボールの扱いがとてもスムーズであることを示した。それだけでなく、彼はフォワードも務める。正直に言うと、彼は私を驚かせた。
セルティックデビュー戦で上々の出来を見せた稲村。指揮官の考えを変えるほどのパフォーマンスを見せたが、定位置を掴めるか注目だ。