ノッティンガム・フォレストのエランガ photo/Getty Images
驚異の100m走
アンソニー・エランガが“異次元の速さ”で脚光を浴びている。ニューカッスルへの移籍が間近に迫るなか、100mスプリントで驚異の秒数を記録し、ファンからは「リーグ最速の右ウイングが誕生する」といった声が上がっている。
『The Sun』によれば、ノッティンガム・フォレストのスウェーデン代表ウインガー、エランガは今夏、6000万ポンドでニューカッスルに加入する見通しであり、古巣マンチェスター・ユナイテッドにも500万ポンドの移籍条項が支払われるという。
アレクサンダー・イサクやアンソニー・ゴードンを擁するニューカッスルの攻撃陣に加わることで、その破壊力はさらに増すと見られている。しかし、エランガの“速さ”は彼らをも凌駕する可能性がある。
今夏のオフ・シーズン、陸上トラックで100mスプリントを行う動画が公開され、ファンの注目を集めた。お手本のようなフォームで走る姿とともに、トレーナーは「捕まえてみろ」と一言。エランガは100mで10.93秒、トップスピードは39.75キロを記録した。このタイムはウサイン・ボルトの世界記録の9.58秒からわずか1.35秒差という驚異的な数字となった。
SNS上のファンからは「まさに怪物だ」「リーグ最速のRWが誕生する」「正に必要としていた選手だ」「頑張っているようにすら見えない」など、絶賛の声が相次いだ。
エランガは2023年に1500万ポンドでユナイテッドからフォレストに加入。公式戦82試合11得点を記録しており、スウェーデン代表としても22キャップ4ゴールを記録している。
新天地では代表でも同僚のイサクと再会を果たすことになり、爆発的なデュオの誕生が期待されている。
Anthony Elanga doing speed work in off-season with @builtnotbornuk
— STATSports (@statsports) July 7, 2025
Hitting a 10.93secs over 100m from a standing start.
Clocked at 39.75 km/h top speed using our GPS unit.
One of the fastest footballers on the planet. Always doing the extras. pic.twitter.com/s4WaINdTbK