2度の“血液がん”乗り越え不死鳥のように復帰! ラス・パルマ...の画像はこちら >>

キャプテンマークを巻くK・ロドリゲス Photo/Getty Images

ホジキンリンパ腫を患った

バルセロナのMFペドリを輩出したクラブとしても知られるスペイン2部のラス・パルマスに朗報が届いた。

クラブは、主将でもある29歳のMFキリアン・ロドリゲスがメディカルチェックをパスしたことを伝えた。生え抜きのロドリゲスは血液のがんとも呼ばれるホジキンリンパ腫を患っており、22-23シーズンの開幕前に発症。一度はこれを克服してピッチへの帰還を果たしたが、今年2月に再発が明らかとなり、再び闘病生活を余儀なくされていた。

同選手は再発の際「25-26シーズンにもう一度皆に会えることを願っている」とサポーターに向けてメッセージを発していたが、言葉通り見事な復帰を果たしたことになる。クラブは公式Xにて「彼は生涯をかけての献身、そして伝染力のあるエネルギーをもって、復帰の旅を始めます」とコメントした。化学療法による闘病の結果、頭髪がすっかり抜け落ちてしまっているが、頼もしい戦力がクラブに帰ってきた。

ロドリゲスは1部に復帰していた一昨季、ラ・リーガ月間最優秀選手に輝くなどピッチでも違いを見せていた。昨季降格してしまったラス・パルマスだが、不死鳥のごとき主将の復活で再び1部へ復帰することができるか、期待が高まる。




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