トッテナム退団が噂されていたロメロ photo/Getty Images
シメオネが熱望していたが
アトレティコ・マドリードはトッテナムでプレイするアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの獲得を断念したようだ。スペイン『as』が報じている。
アトレティコは指揮官のディエゴ・シメオネ監督が熱望する同選手の獲得に「全力を注ぐ」と同メディアは以前に伝えており、トッテナムが要求する7000万ユーロ(約118億円)に応じる準備があることも報じていた。
アンジェ・ポステコグルー前監督の解任に不満を持っていると噂され、今夏の移籍が急浮上していたロメロもアトレティコ行きには前向きだったようで、アトレティコはトッテナムに同選手の移籍の可能性を問い合わせていたという。
その問い合わせに対してトッテナムは売却する気がないことをアトレティコに伝えたという。そのため、アトレティコには正式なオファーを出さないよう求めて交渉に応じない姿勢を示したようだ。
アトレティコはこれ以上続けても無駄になると判断し、現在はターゲットを変更する計画を立てている模様。スペイン『football espana』によると、アル・ナスルに所属するDFアイメリック・ラポルトやフェイエノールトのDFダヴィド・ハンコが潜在的なターゲットになる可能性があるようだ。
ビッグディール成立に向けて本気だったようだが、ロメロ獲得を断念せざるを得なくなったアトレティコ。ディフェンスラインの補強は今後も注目ポイントの1つになるかもしれない。