冬にミランに合流したヒメネス photo/Getty Images
フェイエノールト時代の実績は十分
新シーズンよりマッシミリアーノ・アッレグリが指揮官に復帰したミラン。指揮官が代わればチームスタイルも変わるものだが、伊『Gazzetta dello Sport』が注目しているのがセンターフォワードの人選だ。
ヴィクター・オシムヘンやドゥシャン・ヴラホビッチなど新戦力を獲得する案も噂されているが、同メディアは今冬にフェイエノールトから獲得したメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスにもう少しチャンスを与えるべきと期待をかけている。
ヒメネスは2024-25シーズン途中にミランへ合流し、セリエAでは14試合で5ゴールとまずまずの結果を残した。この数字にミランのフロントが納得するかは分からないが、同メディアはたった5カ月で見捨てるのは早すぎるとヒメネスの可能性を信じている。
「ヒメネスは最高のパフォーマンスを発揮しづらいチーム状況にあった。だからこそ5カ月で見限るのは信じられない。彼にはパワー、テクニック、ヘディング、得点感覚など、あらゆる要素が備わっている。フェイエノールトでリーグ戦73試合に出場し、45ゴールを挙げたのが何よりの証拠だ」
「監督が代わるチームでプレシーズンから準備できること、それもアッレグリのような経験豊富な指揮官となれば、若い才能が飛躍するきっかけとなる可能性がある。ヒメネスも24歳になったばかりの若手だ」
オランダ・エールディヴィジでの実績をどこまで信じるべきか難しいところもあるが、フェイエノールト時代はずば抜けた点取り屋だったことも事実。新シーズンにセリエAで大ブレイクする可能性もあるはずで、ヒメネスを1番手FWに据えるのも悪い判断ではないか。