PSGで長くプレイしてきたキンペンベ photo/Getty Images
2024-25シーズンは76分しかプレイできず
クラブワールドカップ2025でも決勝へ進むなど充実の時を過ごすパリ・サンジェルマン。実力的には今のPSGでもスタメンを争えるはずなのだが、怪我の影響で思うようにプレイ出来ていないのが29歳のDFプレスネル・キンペンベだ。
キンペンベは2023年2月にアキレス腱の手術を受け、そこから懸命のリハビリを続けてきた。今年2月にようやく復帰が叶い、実に709日ぶりにピッチに立つことになった。
まだまだフルコンディションには遠く、2024-25シーズンは76分間しかプレイ出来ていない。アキレス腱の怪我があまりに大きすぎただけに、100%の状態に戻すのは難しいのかもしれない。しかし、PSGでは240試合をこなしてきた特別な選手だ。センターバックとしてマルキーニョス、ウィリアム・パチョのコンビをサポートできる立場に復帰できれば心強い戦力となるはず。
その実力は対戦相手も認めていて、『Media Parisien』によれば今夏にリールからユヴェントスへ移籍したFWジョナサン・デイビッドは「これまで対戦した中で最もタフだったDFは間違いなくキンペンベだ」とリーグ・アンでの戦いについて語っている。
キンペンベはPSGと2026年まで契約を結んでいるが、新シーズンに完全復活となるだろうか。