ギブス・ホワイトの移籍に急展開 ノッティンガム・フォレストが...の画像はこちら >>

ノッティンガムでプレイするギブス・ホワイト Photo/Getty Images

移籍成立目前での暗転

トッテナム・ホットスパーが今夏の目玉補強として進めていたモーガン・ギブス・ホワイトの獲得が、ここに来て暗礁に乗り上げている。『Sky Sports』によると、ノッティンガム・フォレストが同選手への「違法な接触」があったと主張しており、法的措置の準備に入っているという。



トッテナムはすでに選手側と個人合意を済ませ、すぐにメディカルチェックと正式発表を予定していた。しかし現時点で、フォレスト側はすべての交渉を中断。クラブの弁護士を通じてプレミアリーグへの正式な抗議を提出する構えである。

フォレストが問題視しているのは、トッテナムがクラブの許可なしにギブス・ホワイト本人と接触した点、さらに契約解除条項に関する情報が外部に漏洩した可能性である。彼らはこの行為がプレミアリーグ規定に違反していると見ており、移籍の差し止めを求める方針を取っている。

トッテナム側は現段階で状況を把握しておらず、予定されていた契約締結作業を保留。今回の問題が完全な移籍中止に至るかは現時点で不透明だが、少なくとも交渉の遅延は避けられない情勢である。

すでに個人合意と報じられていた大型移籍に突如として横やりが入った形だが、両クラブの主張の行方とともに、今後のプレミアリーグ事務局の対応にも注目が集まる。

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