すでに2026W杯出場を決めている日本 photo/Getty Images
米メディアがゴールドカップ終了のタイミングで作成
クラブワールドカップ2025の影響で話題になる機会が少なかったが、今月アメリカではゴールドカップも開催されていた。優勝したのはメキシコ、準優勝はホスト国のアメリカだ。
この大会は来年に控える2026ワールドカップ北中米大会前の貴重な公式戦であり、共同開催国であるアメリカ、メキシコ、カナダの仕上がりをチェックする舞台でもあった。全てのチームがベストメンバーを揃えていたわけではないが、ひとまず各チームの状態をチェックすることはできたと言える。
米『CBS Sport』はゴールドカップが終了したタイミングで、『2026ワールドカップ・パワーランキング』なるものを作成している。まだ出場国が出揃っているわけではないため、少々気が早いランキングではある。そこでアメリカは22位と微妙な順位となっていて、ゴールドカップを含めここまでのマウリシオ・ポチェッティーノ体制に納得していないようだ。
同メディアが作成したパワーランキングは次の通りだ。
1位:スペイン
2位:アルゼンチン
3位:フランス
4位:ブラジル
5位:ポルトガル
6位:イングランド
7位:ドイツ
8位:オランダ
9位:ウルグアイ
10位:モロッコ
11位:ノルウェー
12位:イタリア
13位:エジプト
14位:ベルギー
15位:日本
16位:エクアドル
17位:クロアチア
18位:メキシコ
19位:韓国
20位:コートジボワール
21位:コロンビア
22位:アメリカ
アメリカまでの順位はこのようになっているのだが、日本が15位に入っているのは見逃せない。まだ出場権すら獲得していないノルウェーやエジプト、欧州予選で嫌なスタートを切ったイタリアより低い順位とはなっているが、日本の評価も高い。
同メディアは「アジアの予選で最高の成績を収めた三笘薫、田中碧、伊藤洋輝など、最近の素晴らしいパフォーマンスから評価は上がっている。非常に印象的なチームであり、前回大会から森保監督という試合運びの上手い指揮官がいることも分かっている。組み合わせさえ良ければ、少なくともベスト8進出は可能だろう」と紹介していて、ベスト8を狙うだけの力はあるとの評価だ。
サッカーファンによって順位に変化はあるだろうが、TOP10の顔ぶれはある程度納得できるものだろう。
そしてアメリカは評価が低くなってしまっているが、2026ワールドカップ本番で決勝トーナメントに進めるだろうか。