ドイツ代表を率いたレーヴ氏 photo/Getty Images
2014年W杯では自国を優勝に導く
ワールドカップ初出場を決めたウズベキスタン代表の監督に元ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴ氏が就任する可能性があるという。ウズベキスタンメディア『Championat Asia』が報じている。
同メディアによれば、13日にウズベキスタンサッカー協会がレーヴ氏の監督招聘に向けた交渉を開始したとのこと。ウズベキスタン代表は今年1月にそれまで率いていたスレチコ・カタネッツ監督が健康上の理由により退任し、現在はティムル・カパーゼ監督が就任している。仮にレーヴ氏がオファーを受け入れた場合、カパーゼ監督はコーチングスタッフに加わる見込みだという。
レーヴ氏はかつてシュツットガルトやトルコのフェネルバフチェの監督に就任し、2004年からドイツ代表のコーチを担当。自国開催のワールドカップ終了後、ユルゲン・クリンスマン監督の辞任に伴いドイツ代表の監督に就任した。就任後は2008年のEUROで準優勝、2010年南アフリカワールドカップで3位と好成績を残し、2014年のブラジルワールドカップでは6大会ぶり4回目の優勝に導いた。ドイツ代表を15年間率いた世界的名将は、2021年のEURO後に退任。以降はどのチーム率いておらず、近いうちに再び監督業に復帰することを望んでいた。
近年成長が著しいウズベキスタン代表に就任するとなれば、今後さらに注目が集まるだろう。