現在オーストリア代表の指揮官を務めるラングニック photo/Getty Images
2度目の手術は無事に成功
これまでライプツィヒやマンチェスター・ユナイテッドなど、数々のチームを率いたドイツの戦術家ラルフ・ラングニック。現在はオーストリア代表の指揮官を務めており、同国を1998年フランスW杯以来の本大会出場へ導こうとしている。
英『DAILY STAR』などによると、現在67歳のラングニック監督は慢性的な足首の痛みにより、6月に定期手術を実施。当初はザルツブルク近郊にある自宅へすぐに戻れるような簡単な手術だった。しかし、帰宅後に事態は急変。手術によってできた傷口がひどい炎症を起こし、感染症にも見舞われた。合併症による緊急手術を受けるために病院へ搬送され、再入院を余儀なくされることとなってしまったというのだ。
ただ、2度目の手術は無事に成功しており、すぐに退院できるとのことだ。オーストリアサッカー協会の広報担当者も「ラルフ・ラングニックは元気です。彼の健康状態に関して心配する必要はない」とコメント。9月に予定しているW杯予選への影響も心配ないと楽観視している。
オーストリア代表はW杯予選において、現在開幕戦から2連勝中と素晴らしいスタートを切った。そんな中で9月にはボスニア・ヘルツェゴビナとの大一番を控えているだけに、指揮官の離脱は絶対に避けたいところ。