アーセナルDFキヴィオル Photo/Getty Images
ガブリエウ離脱の穴を埋めた
今夏の移籍市場で、迅速に契約をまとめているアーセナル。すでにGKケパ・アリサバラガ、MFマルティン・スビメンディ、MFクリスティアン・ノアゴーが加入。
しかし加入選手が多いということは、当然出ていく選手もいる。すでに退団したジョルジーニョや冨安健洋のほかに放出候補が何人かいるが、『The Athletic』によれば、モスケラとの契約が成立した場合、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルの放出を容認するようだ。
バックアッパーの立ち位置ではあったが、昨季ガブリエウ・マガリャンイスが負傷離脱した際に代役を務めたキヴィオル。CLでも活躍を見せ、準々決勝のレアル・マドリード戦でも冷静なパフォーマンスを披露して評価を上げた。
しかしガブリエウが復帰すれば、CBコンビはガブリエウとウィリアム・サリバに戻ることは明白。他にもユリエン・ティンバー、ベン・ホワイト、リッカルド・カラフィオーリとCBもこなせる守備の選手たちがアーセナルには多くおり、モスケラまで獲得となればやや人員過多となる。キヴィオルの出番が増えることは考えにくい。
あまり怪我をしない選手であり、負傷者に悩まされるアーセナルにとって貴重な人材ともいえるキヴィオル。イタリア方面からの関心も噂されるが、アーセナルは彼を放出すべきなのだろうか。