移籍市場におけるサウジの脅威が8月からさらに増大!? 外国人...の画像はこちら >>

サウジリーグの「顔」となっているロナウド Photo/Getty Images

8人が同時にプレイ可能となる

サウジ・プロリーグは外国人選手の登録に関するルールを8月から改訂する予定だという。

現在、外国人選手の登録上限数は8人となっている。

しかしこの8月から、10人に増やす予定だと『MUNDODEPORTIVO』が報じた。同時にプレイできる上限は8人で、2人はベンチスタートとすることができる。ただし、そのうち2名はU-23の選手である必要があるという。

サウジサッカー連盟とリーグは協力して現行規則の改正に取り組んでおり、発効は8月からの予定。そしてこれは、欧州の移籍市場にも大きな影響を与える可能性が高い。言うまでもなく、サウジアラビアのクラブの経済力は大きな影響を及ぼすためだ。

現在でも、欧州から数々のスター選手がサウジへ渡り、プレイしている。サウジの経済力に対抗できるクラブは欧州でも一握りで、ここ数年の欧州の移籍市場は常にサウジからの脅威にさらされていた。その影響力がこのルール改定によってさらに大きくなる可能性がある。

クリスティアーノ・ロナウドやロベルト・フィルミーノのようなベテラン選手だけでなく、最近は中堅~若手のサウジ移籍も珍しくなくなってきたサッカー界。サウジマネーは今後いっそう猛威を振るうようになるのだろうか。

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