移籍の突破口を見出す“最終オファー” ユナイテッドがブレント...の画像はこちら >>

ユナイテッドが獲得を目指すエンベウモ Photo/Getty Images

最新提示に手応えか

マンチェスター・ユナイテッドが、カメルーン代表FWブライアン・エンベウモの獲得に向けて、ブレントフォードに3度目となる正式オファーを提示したという。『Manchester Evening News』が報じた。



提示額は6500万ポンドに加えて500万ポンドのアドオンが含まれており、クラブ関係者の間では今回のオファーで合意に至る可能性が高まっているという。ブレントフォード側はこれまで、より高額なパッケージを要求しており、両クラブの交渉は1か月以上にわたって続いていた。また、ユナイテッドはこの入札を最終的なものとみなしている。

最初のオファーは5500万ポンドで提示されたが拒否され、続く6000万ポンド超の第2案もブレントフォードによって却下された。交渉が長引く中で、エンベウモ自身がこの夏のオールド・トラッフォード移籍を望んでいることが両クラブ間の話し合いに影響を与えているようだ。

エンベウモは昨季のプレミアリーグで20ゴール8アシストを記録。主に右ウイングで起用されたが、中央でも数試合プレイしており、攻撃の多様性に富んだ選手である。今夏ユナイテッドがウルヴスから獲得したマテウス・クーニャに続き、ルベン・アモリム監督の攻撃陣に厚みを加える存在と期待される。

ブレントフォードとの契約は残り1年となっているが、クラブ側には1年間の契約延長オプションがあり、この条項が交渉力を後押ししていた。

3度目のオファーで果たして突破口となるか。ユナイテッドの今夏の補強戦略における重要な局面が、まさに動き出そうとしている。

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