ミランでプレイするレオン photo/Getty Images
レオンを守備に走らせるのは得策ではないか
アタッカーを守備に走らせるのか、それとも他の選手に守備負担を負わせるのか。アタッカーを活かす術はいくつかある。
ミランで気になるのは、FWラファエル・レオンの活かし方だ。左サイドからの仕掛けを得意とするレオンは攻撃のセンスこそ抜群だが、あまり積極的に守備に走るタイプではない。
新シーズンよりミランではマッシミリアーノ・アッレグリが指揮官に復帰しているが、アッレグリはクリスティアーノ・ロナウドと同じやり方でレオンを活かす考えだという。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、アッレグリはなるべくレオンを相手ペナルティエリアに近い位置でプレイさせたい考えだ。アッレグリはユヴェントス時代にロナウドを指導しているが、その際には運動量豊富なMFブレイズ・マテュイディを左サイドの守備に走らせる戦術プランを採用していた。
同メディアはレオンに対しても同じアプローチを採用すると見ていて、ルベン・ロフタス・チークやユスフ・フォファナら中盤の選手に左サイドの守備を任せるプランも頭にあるようだ。
全員のハードワークが理想ではあるものの、アタッカーによってはそれが難しい場合もある。このあたりは名将アッレグリのコントロール術に注目が集まる。