ユーヴェに“8350万ユーロ”で加わったヴラホビッチはクラブ...の画像はこちら >>

ユヴェントスでプレイしてきたヴラホビッチ photo/Getty Images

フィオレンティーナ時代ほどの数字は残せていない

今夏にリールを離れたカナダ代表FWジョナサン・デイビッドを獲得したユヴェントス。これで立場が危うくなるのではと考えられているのがFWドゥシャン・ヴラホビッチだ。



ヴラホビッチはフィオレンティーナでプレイしていた2020-21シーズンにリーグ戦で21ゴール、続く2021-22シーズンも17ゴールを挙げてブレイクし、その活躍から2022年にユヴェントスはボーナスを含め8350万ユーロもの移籍金を払ってヴラホビッチを獲得した。

ヴラホビッチとクラブの契約は2026年までとなっていて、まだ延長には至っていない。『Forbes』は仮に今夏ヴラホビッチがユヴェントスを離れるのであれば、ユヴェントス史上最大の失敗選手になってしまうのではないかと取り上げている。

これは移籍金が高額であることが影響していて、ユヴェントスでは今季リーグ戦10ゴールに留まってしまった。2023-24シーズンには16ゴールを記録しているため、それほど悪い数字というわけではない。しかし、フィオレンティーナ時代ほどのインパクトを残せていないのは確かだろう。

同メディアはユヴェントスのチームスタイルに合わない部分もあるとフォローしているが、今季の10ゴールは納得できるものではないか。

同じく高額な移籍金で加わった失敗選手として、バルセロナから7200万ユーロで加わったMFアルトゥール・メロの名前も挙げられている。ユヴェントスでは横パスが多すぎ、縦に仕掛けるパスが少ないと批判を浴びた。すでにアルトゥールはユヴェントスを離れているが、移籍金額からクラブ最大の失敗選手の1人と言われても仕方がないか。

とはいえヴラホビッチもその1人となってしまう可能性は高く、ユヴェントスでは消化不良な時間が続いてしまっている。



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