U-21に加入するパク・スンス Photo/パク・スンスのInstagramより
国際的スカウト
ニューカッスル・ユナイテッドが、韓国Kリーグ2の水原ブルーウィングスから18歳のウインガー、パク・スンスを獲得した。韓国U-20代表としても既に5キャップを記録しているパクは、アカデミー所属としてU-21チームに合流することになる。
水原のユース出身であるパクは、2024年6月に行われたアンサン・グリーナーズ戦でプロ初得点を記録。このゴールにより、韓国プロサッカー史上最年少得点者という快挙を成し遂げた。トップチームでは公式戦28試合に出場し、1ゴール3アシストを記録している。
「ニューカッスル・ユナイテッドに加入できて大変光栄です」とパクは語る。「僕に信頼を寄せてくれたクラブに心から感謝している。ここで成長し、コーチたちから多くを学び、自分がなり得る最高の選手になれるよう全力を尽くしたい」と意欲を見せた。
アカデミー部門を統括するスティーヴ・ハーパー氏は「パクは年齢を超えた成熟と競争力をすでに示しており、その才能を高く評価している」と述べている。「彼の獲得は、世界中からエリート人材を発掘・育成するという我々の取り組みの一環であり、スカウトネットワークの尽力の賜物でもある」と続け、グローバルな視野でのリクルート戦略を強調した。
「我々のアカデミーから多くの成功例が生まれており、パクにも同様のチャンスが与えられる。彼がこの挑戦をどう活かすかが今後の鍵になる」と、期待を寄せている。
ニューカッスルは近年、国際的な若手選手獲得に力を注いでおり、今回のパクの加入もその路線を象徴する事例となった。クラブの将来を担う才能として、今後の飛躍に注目が集まる。