アーセナル、“冨安健洋の後釜”DFモスケラの獲得を発表 すで...の画像はこちら >>

バレンシアですでに守備の中心となっていたモスケラ Photo/Getty Images

CBでもSBでもプレイ可能なマルチロール

アーセナルは24日、バレンシアからクリスティアン・モスケラを獲得したことを発表した。

移籍金は公表されていないが、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると1500万ユーロ+アドオンとなっているようだ。



バレンシアのアカデミーで育ったモスケラは、現在21歳。一昨季にトップチームへの昇格を果たすと、レギュラーに定着。昨季もラ・リーガで30試合以上に出場し守備の要として活躍した。機動力に優れ、組み立てにも関与できる現代的な右利きのセンターバックで、サイドバックとしてもプレイ可能。退団してしまった冨安健洋の穴を埋める存在ということもできるだろう。

公式サイトによるとアーセナルのアンドレア・ベルタSDは「クリスティアン・モスケラという才能あふれる若手選手を獲得できたことを大変嬉しく、嬉しく思っています。クリスティアンは欧州のサッカー界でもっとも強力なDFの一人だと認識しており、私たちの将来にとって重要な選手です」と述べた。

また、ミケル・アルテタ監督は「クリスティアンをアーセナルに迎えることができ、大変嬉しく思います。21歳のDFであるクリスティアンはすでにラ・リーガで豊富な経験を持ち、コンスタントに好成績を収めています。彼は俊敏で知的な選手であり、スピードがあり、センターバックとしても両サイドでもプレイできます」とコメントし期待を寄せた。

すでにアジアでのプレシーズンツアーに合流している様子のモスケラ。欧州屈指といえるアーセナルのバックス陣に新たに加わった才能がプレミアリーグで何を見せてくれるか、期待が高まる。


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