昨季はドルトムントで活躍したチュクウェメカ photo/Getty images
完全移籍で退団へ
積極補強が目立つチェルシーは複数選手の売却にも動いている。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーは所属する21歳のU-20イングランド代表MFカーニー・チュクウェメカをボルシア・ドルトムントに完全移籍で売却するという。
アストン・ヴィラの下部組織出身であるチュクウェメカは2021年7月に同クラブのトップチームに昇格すると、2022年8月にアストン・ヴィラから2000万ポンドの移籍金でチェルシーに完全移籍。若く才能も豊かということもあり、チェルシーと6年契約という大型契約を結んだチュクウェメカだったが、同クラブ移籍後は怪我の影響もあり、主力定着には至らず。しかし今冬レンタル移籍で加入したドルトムントでは公式戦17試合で1ゴールと出場機会を得るなど新天地では輝きを取り戻しつつある。
そんなチュクウェメカだがドルトムントへの完全移籍が近づいている模様。同氏によると、現在チェルシーとドルトムントはチュクウェメカの完全移籍を巡り交渉を続けているとのこと。またジャーナリストのニコロ・シラ氏はすでにチュクウェメカとドルトムントは2030年夏までの契約で個人合意に至っており、移籍金2500万ポンド+アドオンでのクラブ間合意も間近に迫っているという。
英国の逸材としてプレミアリーグでの活躍が期待されたチュクウェメカだが果たして新シーズン、ブンデスリーガで輝くことはできるのだろうか。
Your August Goal of the Month winner, Carney Chukwuemeka! pic.twitter.com/x6txEpDjyg
— Chelsea FC (@ChelseaFC) September 6, 2023