サイズ、スピードも抜群のヌニェスはなぜゴールを量産できない?...の画像はこちら >>

リヴァプールでは伸び悩んでいるヌニェス photo/Getty Images

環境を変えるべき時

187cmとサイズもあり、縦へのスピードもある。リヴァプールでは思うような結果が出ていないものの、FWダルウィン・ヌニェスのフィジカルレベルは非常に魅力的だ。



課題があるとすれば、ポジショニングとゴール前での精度か。どちらもストライカーにとって生命線と言えるものだが、環境を変えればFWとして覚醒できるのではないかと期待する人もいる。

その1人がニューカッスルやトッテナムで活躍した元イングランド代表FWクリス・ワドル氏だ。現在はリヴァプール退団の話題が続いているが、同氏はフィットする新天地へ行くことが出来ればシーズンに20ゴールほどは奪えるのではと期待をかける。

「ヌニェスはサイズもあるし、パワフルでスピードも抜群。必要な要素を全て備えていると思うね。プレミアで抱えていた問題は、ゴールを決められないことだ。残念ながら、昨季もリヴァプールでは活躍できていない。しかし例えばアンディ・キャロルは高額な移籍金でリヴァプールに加わり、期待はずれだった。それでもその後ウェストハムに移籍して活躍した。ヌニェスにとっても、新たな挑戦が良いことになるかもしれない。もし新しいクラブで良いスタートが切れれば、20~30ゴールは決められると思う。
彼にはそれだけの力がある」

「リヴァプールのサポーターも彼の仕事ぶり、努力、献身的な姿勢は認めているだろうから、彼の今後の活躍を願っているだろう。移籍することで、キャリアは良い方向へ進むかもしれない。とにかくゴールを決め始めないとね」(『Liverpool Echo』より)。

優秀なFWでも、チームスタイルと合わないこともある。ヌニェスはまだ26歳と中堅世代であり、シュートやポジショニングの精度を上げていくことは可能なはずだ。



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