サウジ移籍が決定的となったヌニェス Photo/Getty Images
費やした移籍金もある程度回収か
リヴァプール所属のウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスだが、サウジアラビアのアル・ヒラルへの移籍が決定的となった。移籍市場のエキスパートであるファブリツィオ・ロマーノ氏が報じた。
同氏によれば移籍金は5300万ユーロ+パフォーマンスに応じたアドオン、契約は3年となるという。
ヌニェスはポルトガルのベンフィカで頭角を現し、2022年にリヴァプールへ移籍。3シーズンで公式戦143試合40得点を記録したが、物足りないとされ、積極補強を行う同クラブのなかで放出候補となっていた。
アル・ヒラルはDFカリドゥ・クリバリ、DFジョアン・カンセロ、MFルベン・ネベス、FWアレクサンダル・ミトロビッチなどを擁し、今夏にはミランからフランス代表DFテオ・エルナンデスも獲得している。
リヴァプールはMFフロリアン・ヴィルツらの獲得に多額の資金を費やしていたが、ヌニェスと先日バイエルンへ放出したルイス・ディアスの移籍金である程度の回収に成功することになった。ニューカッスルFWアレクサンデル・イサク獲得が既定路線とみられているが、1億6000万ユーロともいわれるイサクを獲得するためにもヌニェス売却成功は大きいといえる。