アーセナルの新ストライカー、ギェケレシュ photo/Getty Images
期待は大きい
アーセナルの指揮官ミケル・アルテタはビジャレアルとの親善試合でホームスタジアムデビューを飾ったFWヴィクトル・ギェケレシュへの期待を語った。
昨シーズン、スポルティングで公式戦52試合で54ゴール13アシストを記録した同選手は今夏の移籍市場で注目銘柄となっていたが、最終的に総額7600万ユーロを費やしたアーセナルが争奪戦を制した。
ここ3年プレミアリーグでは2位に終わり、タイトルまであと一歩届かない状況が続いていたアルテタ・アーセナルにとってギェケレシュは待望のストライカーだ。優勝へ向けたラストピースを獲得したアーセナルで同選手はすでに注目の的になっているが、指揮官も大きな期待を寄せている。
「私は、彼が何をすべきかを頭で理解していれば、彼は100%以上の力を発揮すると思う。彼はすぐに結果を出せるほどの意欲と自信に満ちているので、彼が本当に良い状態にあることに疑いの余地はない」
「我々は今日すでにそのラインを突破した。彼にとって試合に出場し、チームとの感覚やつながりを感じ始めることが非常に重要だったと思うからね。彼は加入してまだ1週間ほどだけど、私はすでに多くのことを見聞きし、彼の目的意識の強さを感じている。特に、特定の場面での彼の攻撃的なプレイが印象に残っている」(英『BBC』より)
チーム練習を重ねていけば、よりギェケレシュのいいところが見れるようになることを確信していると語ったアルテタ。2-3で敗れたビジャレアル戦でギェケレシュのゴールは生まれなかったものの、同選手への期待度は間違いなく高い。
アーセナルのプレミアリーグ開幕戦はアウェイのマンチェスター・ユナイテッドといきなりのビッグマッチを控えているが、今シーズンギェケレシュは新天地で何ゴール決めることができるか、楽しみだ。