PSGがリールのGKシュヴァリエ獲得を検討 守護神ドンナルン...の画像はこちら >>

リールのリュカ・シュヴァリエ photo/Getty Images

23歳の逸材

パリ・サンジェルマン(PSG)は、リールのリュカ・シュヴァリエの獲得をめざしているようだ。フランス紙『L’Equipe』によればクラブ間交渉は合意目前にまで達していて、契約期間は5年、移籍金は4000万ユーロ(約68億6000万円)程度になる見込みだという。



この現在23歳のゴールキーパーは、昨シーズンのリーグアンやUEFAチャンピオンズリーグでのパフォーマンスが評価され、ヤシン賞を受賞。バルセロナとマンチェスター・ユナイテッドも獲得に興味を示していた逸材であり、PSGで更なる飛躍を遂げる可能性が高い。

一方、シュヴァリエの獲得に成功すればPSGの現守護神であるジャンルイジ・ドンナルンマの去就は今以上に注目されることになるだろう。

2021年7月にACミランからフリー移籍でPSGに加入して以降、不動の正ゴールキーパーとして君臨してきたドンナルンマだが、現在の契約は来年6月末で満了となる。そのため契約延長交渉が行われているものの、ドンナルンマが代理人を介して年俸の大幅アップを要求していることから交渉は難航している。

これに加えて、PSGのルイス・エンリケ監督はシュヴァリエの獲得を熱望している一人であり、獲得に成功すれば彼をゴールキーパーの1番手として固定する方針であり、そのことはドンナルンマにも伝えられたとも『L’Equipe』は報じている。

ドンナルンマのチーム内での立場は、大きく変わろうとしているようだ。

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