ハンガリー代表でもショボスライは中心選手 photo/Getty Images
ハンガリーはW杯出場権を掴めるか
2016年大会からは3大会連続でEURO本大会出場を果たすなど力をつけているハンガリー代表。しかし、ワールドカップの方は1986年大会が最後だ。
2026年大会からは出場枠が増加していることもあり、何とか40年ぶりの出場を手にしたいところ。チームの中心となるのは、リヴァプールで活躍するMFドミニク・ショボスライだ。同国にとって絶対のスターであるショボスライの世代でワールドカップに出場するのはハンガリーの悲願と言える。
そのハンガリーは先日行われた2026ワールドカップ欧州予選の初戦でアイルランドと2-2で引き分けた。52分にMFロランド・サライが退場して10人での戦いになったことを考えれば、ドロー発進は悪くない結果だろう。
ハンガリーを指揮するマルコ・ロッシは、その中でショボスライの守備力を絶賛している。今季のリヴァプールでは右サイドバックにも入っているが、ロッシはボランチでこそショボスライの実力を引き出せると考えているようだ。
「ショボスライの守備が良かった。退場者を出した後に5-3-1に切り替えたから、相手にプレッシャーをかけられなかった。彼はプレミアリーグでも証明しているように、どのポジションでもプレイ出来る。しかし彼は守備的MFのポジションでこそ世界最高の1人になれると考えている」(『Origo Sport』より)。
欧州の強豪と対戦する際には、守備に回る時間も長くなる。