土壇場失点で今季初黒星のリヴァプール、指揮官はDFのひとりを...の画像はこちら >>

劇的決勝弾のエンケティア Photo/Getty Images

マークを外してしまったフリンポン

プレミアリーグ第6節、クリスタル・パレスとリヴァプールが対戦。2-1でホームのパレスが勝利を収めた。



試合は開始9分にイスマイラ・サールのゴールでパレスが先制し、リヴァプールは追いかける展開となるが、87分に途中投入のフェデリコ・キエーザが同点弾を決める。このまま試合終了かと思われたアディショナルタイム7分、こちらも途中投入のエディ・エンケティアが決勝点を決め、パレスの勝利。首位リヴァプールは今季初黒星を喫した。

パレスの選手たちがヘディングで繋いだボールをファーサイドで受けたエンケティアは、フリーになっていた。試合後、アルネ・スロット監督は「守備の仕方が悪かった」と反省の弁を述べ、具体的な名は挙げなかったが「選手の1人がカウンターアタックを狙って飛び出していた」と指摘した。

「守備のことだけを考えるべきだった。もしかしたら、攻撃的な意識が強すぎたのかもしれない。あの瞬間、ある選手が攻撃的な意識を持ちすぎて、それが決勝点に繋がり、私たちが負ける結果となった」

“ある選手”とは、ジェレミー・フリンポンのことを言っていると思われる。フリンポンはマークを外してエンケティアをフリーにしていた。逆転を期待してカウンターに備えていたのかもしれない。今季のリヴァプールは多くの試合で土壇場での劇的決勝点を挙げて勝利しており、今回も逆転するという意識があったのかもしれないが、逆の結果を招いてしまった。

パレスはこれでリヴァプール戦で3試合連続無敗。
リヴァプールにとっては嫌な相手となっているが、カラバオ杯4回戦でも当たることになっている。


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