ボルシアMGの町野修斗 photo/Getty Images
開幕から5試合連続未勝利
27日(現地時間)、ボルシアMGはブンデスリーガ第5節でフランクフルトと対戦し、4-6で敗れた。
15日にジェラルド・セオアネ前監督を成績不振を理由に解任したボルシアMGは、この日もセカンドチームの監督であるオイゲン・ポランスキ氏が暫定監督として指揮を執ったが、11分に先制点を奪われると、その後はフランクフルトに立て続けにゴールを許して47分までに6失点。
この結果、ボルシアMGはブンデスリーガでは開幕から5試合を消化して2分け3敗と勝利がなく、順位も最下位となっている。
「こんなことは二度と起きてはならない。試合開始から6失点するまでの僕らは壊滅的だった」と先発出場したロッコ・ライツは試合後に厳しい口調で現地メディアの取材に応じ、さらにポランスキ暫定監督も「今日のような試合をしていたら、ブンデスリーガでは勝てない」と語るなど、チーム関係者は現状に対して強い危機感を持っている。
勝てないことでボルシアMGの各選手は現地メディアから厳しい批判に晒されているが、それは今季ホルシュタイン・キールから加入した町野修斗も例外ではない。第2節から4試合連続先発出場となった町野だが、この日も無得点に終わり、新天地ではいまだノーゴールと結果を出していない。
そのため、ドイツ紙『Bild』も試合後に6段階評価(1が最高、6が最低)の採点で町野に対して最低点となる評価点6を下し、さらに「キールにいた頃にボルシアMGと対戦した際の彼は素晴らしかったが、なぜ彼はあの時のようなプレイができないのだろうか」との寸評も加えている。
チームも町野も、シーズン序盤にして早くも難しい局面を迎えているようだ。