スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、家畜としての牛の命の淘汰や、自身の仕事の意味に葛藤する50代の酪農家の女性からのメッセージに、江原が「命の循環」の本質を説く、厳しくも深い愛に満ちた言葉を届けました。


江原啓之「何で人間だけが粗末なことで死んだり、戦争もそうだし...の画像はこちら >>

パーソナリティの江原啓之



<リスナーからの質問>
私の家は酪農家です。牛と共に過ごしています。私は牛が大好きです。1頭ずつ顔も違って表情も変わります。可愛くて仕方がありません。牛はお乳を出すために出産をし、命を繋げています。しかし、その反面、人間の都合により、淘汰せざるを得ないこともあります。
ペットではなく、家畜として生まれてきた動物たちがこの世に生まれてきた意味と、無事にあの世で幸せに過ごしているのか? そして、牛たちは私たちのことを覚えてくれているのか? とても気になっています。私が牛たちと過ごす人生を選んだ意味は何だったのか? 改めて知りたい気持ちでいます。お願いします。

<江原からの回答>

――この相談に対し、江原は「まあね、難しいですよね。こういうことってね」と共感しつつも、「私はもうちょっと厳しめに申し上げちゃうんだけど」と、生きるものすべてに通じる本質的な視点を提示しました。


江原:「私が牛たちと過ごす人生を選んだ意味が何だったのか?」とおっしゃっていますが、それってちょっと視野が狭いというか、生きる人、みんな一緒だと思うの。別に牛と関わるからとかだけじゃなくて、みんな誰もが「生きる」ということを懸命にやっているんです。

だから、そこで、そんな改めて知りたいと言っていること自体が、何かちょっと、優しいを通り越して、子どもっぽいかな? って失礼ながら思っちゃうの。もちろん、お優しいと思いますよ。

だけども、そうは言ったって、私たちは生きるために、こうやって動物に対して苦労をかけちゃっているわけじゃないですか。厳しい言い方だけど、もし、そう思うんだったら、お辞めになったら良い。「いけない」って言っているんじゃなくて、全てに対して感謝して生きるということを、まず根底から(思わないと)。でないと、その反面、ものすごく無駄にしていたり、命を粗末にしていたり、ということ(になってしまう)。みんなすごく自分勝手だと私は思うんです。

だから、例えば、人間にとって乳牛に関しては無くて良いんですよ。でも、皆さん乳製品が大好きでしょ? それを必要だと思う人も世の中いるわけだから、ありがたくお造りになっていただき、それをありがたくいただく、ということをすれば良いんですよね。その代わり、私たちは質の良いものを造って、質の良いものをいただいて感謝する。
そのことが大事だと思うんです。その他、例えば食肉とかそういったこともそうだけれど、みんな生きるためなんですよね。

――話は動物の命だけでなく、現代人が自分の命をどう捉えるかという、深い人生論へと展開していきます。

江原:だから本当に、そういった意味では命をいただいているってことを考えることが大事で。もし、命をいただくということを本当に大事に思っていたら、自分の命も粗末にするな、です。

だって今の時代、何かすぐに落ち込むとか、やれ何だとか言っているけれど、自分が今日生きているのは、どれだけの命のおかげで生きていると思っているんだ! って私は思うのね。だから、感謝も無い人間が愛を貰おうなんて思うな、と私は思うんですよ。

だってやっぱり、おぎゃぁと生まれた時から、食べる・飲む、自然の中からもたくさん命をいただいて。まずは母親の命を削って貰っているわけですよね。だって、子ども産むって簡単なことじゃない。命懸けでしょう? それは、牛とかだってみんなそうなんだから。そうやって命繋いでいるわけでしょう?

だから、そういうことで私たちは、親からも命をいただいていて、お誕生日なんていうのはさ、自分のおめでとうじゃなくてさ、親から命をいただいて、本当に感謝して、ちゃんと自分が毎日感謝して生きているか? という確認をするべき日だと思うの。
それで、おめでとうだと思うんですよね。そうでなかったら、「おめでとう」なんて、何か身勝手なこと言うんじゃないよ、と思っちゃうの。

それでいて、「くじけた」だの「へこんだだ」だの言うあなたに命を授けてくれた木々や植物、動物たちの命は何だったんだ? と。

――最後に江原は、大自然の摂理と「命の循環」について触れ、私たちがこれからどう生きるべきかの道標を示しました。

江原:生かされているじゃない? 自分たちも、牛や豚も、野菜とかもそうですよね、そういったものと同じくらい、人のために役に立っているか? ということを考えることのほうが大事なことで。

だから、相談者さんも、もちろん優しい気持ちだと思うんだけど、私が何かちょっと厳しい言い方しちゃっているけれど、そういう視点に立たないと。頭の中がお花畑じゃダメってことかな。

みんな与えて、還元しているというか命を循環しているのに、何で人間だけが粗末なことで死んだり、戦争もそうだし、本当に愚かだと思う。だから、そこを感じ取ってあげることが大切じゃないかな? と私は思うんですけどもね。

江原啓之「何で人間だけが粗末なことで死んだり、戦争もそうだし、本当に愚かだと思う」酪農家の悩みから紐解く、現代社会の“身勝手さ”と戦争の愚かさ

パーソナリティの江原啓之、パートナーの奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「いただきます。そして、ごちそうさま。人生もまったく同じく」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
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