■2022年8月17日公表の住民による魅力度を見る



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毎年秋に発表される「都道府県・魅力度ランキング」。



その結果をもとにさまざまな議論がなされしばしば話題になりますが、実際にその地に住む人の評価も気になるのではないでしょうか。



同調査を実施する株式会社ブランド総合研究所は、住民が自ら居住している都道府県についての評価を求める「地域の持続性調査2022」を47都道府県それぞれの住民約500人に実施(有効回答2万2973人)。

その結果をもとに、住民による都道府県魅力度ランキングを見てみましょう。



■住民による「都道府県魅力度ランキング2022」TOP10はどこ?



「都道府県魅力度ランキング2022」は各都道府県の住民に「お住まいの都道府県を魅力的だと思いますか」という質問を行い、「とても魅力的」「やや魅力的」「どちらでもない」「あまり魅力的でない」「全く魅力的でない」の5択から選択してもらっています。



実際にその結果を見てみましょう。



住民による「都道府県魅力度ランキング2022」をイッキ見!住民と消費者のギャップが大きい県はどこ?

出典:株式会社ブランド総合研究所「地域の持続性調査2022」(2022年8月17日公表)



■「都道府県魅力度ランキング2022」TOP10



  • 1位:沖縄県73.4点
  • 2位:福岡県69.9点
  • 3位:北海道66.3点
  • 4位:熊本県58.0点
  • 5位:静岡県56.9点
  • 6位:兵庫県55.9点
  • 7位:東京都55.4点
  • 8位:石川県54.9点
  • 9位:鹿児島県54.8点
  • 10位:神奈川県54.6点
  • 10位:大分県54.6点

1位は「沖縄県」で、とても魅力的とやや魅力的をあわせると87.5%が魅力を感じる結果となりました。

南国気分を味わえる美しい海や、異国情緒あふれる独特の文化は観光地としても人気ですが、地元に住む人からも愛されていることがわかりますね。



2位は「福岡県」でした。空港から地下鉄で5分とアクセス良好の博多駅に、九州の政治や経済、文化、ファッションの中心として賑わう一方で、海や山など自然にも恵まれ、移住の希望地としても人気です。



3位は消費者による魅力度ランキングで13年連続1位の「北海道」でした。



TOP10を見ると沖縄、福岡、熊本、鹿児島、大分と九州・沖縄地方の住民の満足度が高いとわかります。



一方で首都圏では東京と神奈川がランクインしていました。



■住民と消費者のギャップが大きい都道府県は?



次に、住民の評価と消費者の評価のギャップが大きい都道府県を見てみましょう。



住民による「都道府県魅力度ランキング2022」をイッキ見!住民と消費者のギャップが大きい県はどこ?

出典:株式会社ブランド総合研究所「地域の持続性調査2022」(2022年8月17日公表)



■住民と全国消費者による魅力度の差が大きい都道府県



  • 1位:愛媛県+33.2
  • 2位:大分県+32.7
  • 3位:福岡県+32.4
  • 4位:熊本県+31.6
  • 5位:高知県+30.8
  • 6位:香川県+30.5
  • 7位:鹿児島県+27.7
  • 8位:静岡県:+27.5
  • 9位:滋賀県+27.2
  • 10位:群馬県+27.1

いずれも消費者より住民の方が魅力があると答える都道府県が多く、その差は30ポイント以上にもなります。



消費者と住民のギャップの多い都道府県にも、大分や福岡、熊本、鹿児島といった九州や地方が多くランクインしました。



その土地土地の知られざる魅力はまだあるのかもしれませんね。

昨年、都道府県魅力度ランキングで一時話題となった群馬県も10位に入っています。



■まとめにかえて



どの土地でもその地に住んだからこそ分かる良さがありますし、年齢によっても土地の魅力は変化していくことでしょう。



同調査を見て自分の住む場所を見ながら、どこに住みたいか考えてみるのも楽しいかもしれませんね。



■参考資料



  • PRTIMES「"住民による"都道府県・魅力度ランキング、1位は沖縄県」( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000000266.html )
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