CASE 02:豪華グルメで”スネ夫ライフ”満喫中!

▼Profile
ふるさと納税ファンの同僚に、その楽しさ、返礼品のクオリティの高さをアツく語られ、こわごわ始めたらどっぷりハマったというクワさん。翌年からは限度額ぎりぎりまで計算機を叩いて寄付ライフを送るようになった。ドラえもんのスネ夫のように、リッチでゴージャスなグルメを楽しむ「スネ夫ライフ」を満喫中。
Q:ふるさと納税を始めたきっかけは?
A:同僚の熱意に押されてこわごわ始めました
2015年11月、会社の同じ部署の同僚に勧められて、初めて寄付しました。ランチ中に、楽天市場で大好物のカニ爪をオーダーしたことを話していると「それなら、ふるさと納税も試してみてほしい! 送られてくる返礼品のクオリティが高い!」と品質の良さを熱く語られ、興味をもったのがきっかけ。普段冷静な同僚がテンション高く「ふるさと納税のクオリティは裏切らない。期待以上!」と熱弁するのに惹かれ、一度、やってみようと思いました。
最初に寄付したのは、福岡県福智町のカニ。ドキドキでとりあえず1万円だけ寄付しました。カニを選んだのは、ズバリ、贅沢に食べたい食材1位だったため! ネットから申請した後、2週間くらいで届き、それはそれは……予想を大幅に上回る、その量・質に感動しました!
ワンストップの書類もすぐに返送し「こんなに簡単ならもっとやってみたい!」と思い、11~12月のわずか2カ月で12月に限度額いっぱいまで寄付しました。冷蔵庫のキャパがあるため、カニ・エビ・お肉以外にも常温保存が可能なお米・お酒の返礼品がもらえる自治体に寄付し、ドラえもんの“スネ夫”のような豪華ライフ(ちびまる子ちゃんでいうと“花輪君”ライフ?)を経験できました!
Q:これまでもらった返礼品で忘れられないものは?
A:カニ! チキンカツ! ホワイト餃子!
テンションが上がったのは、最初のカニです! カニ脚が2キロ、どーんと届き、一人で全部食べました。実は、家族でカニを食べるのは私だけなので、抵抗なく、遠慮なく、一人黙々と満喫しました!
また、ホームパーティーの前日に届くようにチキンカツの返礼品がもらえる自治体に寄付し、パーティー当日、揚げたてを提供したら大好評でした。
また、ホワイト餃子80個(埼玉県日高市)は絶対今年もリピートします! 肉汁がじゅわじゅわっとジューシーで、他の餃子にはない魅力をたたえた白い悪魔です(笑)。

Q:年間で、何万円くらい寄付していますか?
A:限度額ぎりぎりまで!緻密に計算しています
詳細な金額は内緒ですが(笑) 税控除対象の寄付上限額いっぱいまで計算し、計画的に寄付しています。まずはボーナスを除き、給与の額面で限度額を確認。さらに夏と冬、ボーナスが支給されたら再計算して、あといくら寄付できるか! を緻密に、正確に計算しています。
そしてもちろん、12月になると駆け込み納税のラッシュです。2015年の“スネ夫ライフ”デビューを機に、制度も理解し、手続き方法もわかったので、納税することについて抵抗はなくなりました。
毎年6月ごろにサイトを総チェックして、年間を通じて寄付できる固定の返礼品、季節限定の返礼品を整理し、年末までのおおよその予定を立てて寄付プランを綿密に立てています。
Q:過去やらかした失敗は?
A:確定申告したら書類が間に合わず二度手間に!
2017年、ワンストップ特例制度を利用できる5つの市町村を厳選して寄付しました。そして、住宅ローン減税を受けるため、2018年の3月に確定申告しました。ところが、確定申告をすると、ワンストップ納税は無効になってしまうため、寄付控除証明書を使い、申告をする必要が出てきます。
そこで、確定申告の準備をしていたところ、寄付控除証明書が足りず、再発行を依頼した結果、書類の到着が確定申告に間に合わないことが判明。まずは、住宅ローン減税の申請のため、税務署に出向き、その後、寄付控除の書類がすべてそろってから、まだ、税務署に出向くという二度手間になってしまいました。
2018年にも、確定申告にミスがあり慌てて税務署に駆け込み、e-Tax(国税電子申告・納税システム)で手続きをすませました。このe-Taxでの手続きがあまりにも簡単にできたので、翌年から、ワンストップ納税手続きに縛られない、つまり、市町村の数を気にせずにふるさと納税を楽しめるようになったのは、ある意味良かったです。ワンストップ納税を活用されていても、寄付控除証明書をしばらく保管されることをお勧めします。
返礼品がらみの失敗では、お米の返礼品が届くのをアテにしていたところ、返礼品の到着がなんと3カ月後ということが分かり、今日明日のお米のために泣く泣くスーパーで買ったその夕方に返礼品の極上米が20キロドカンと届いた! という事件が(笑)。到着時期をしっかり確認して寄付すべき、と痛感しました。
ふるさと納税はあくまでも寄付に対するお礼の品です。
Q:満喫するための裏ワザやコツを教えて!
A:12月の駆け込み納税時にご注意!
12月に駆け込みで寄付をする方も多いので、11月までに、ある程度の寄付を行った方が、返礼品の到着も早く、ワンストップ納税書類の返送も余裕をもってできるので良いと思います。12月後半になると、ふるさと納税のサイトにアクセスできないようなときもあり、12月下旬は避けた方がベターです。
Q:あなたが思う、ふるさと納税の魅力とは?
A:納税だけじゃもったいない!賢い税制を活用すべき!
しつこいですがふるさと納税で、今までにない“スネ夫ライフ”を体験できます! そして、折々に届く返礼品で、日本食材の豊かさを感じることができます!
お金は、知識のない人からある人に流れている傾向にあります。今、日本には、ふるさと納税・iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)・住宅ローン減税と、活用すべき税制が多々あります。納税するばかりではなく、税金の還付を受けられる制度は使うべきです(断言)!
初めての方はまず少額(2,000円くらいからあります)でスタートして、制度の魅力をまずは味わってみてください。やり方や制度が理解できれば、自分なりのふるさと納税スタイルがきっと見つかります。私は、知り合いに勧めすぎて、“政府の回し者“と言われていますが(笑)、始めた方からは「教えてくれてありがとう!」と言われていますので、今後も“回し者”として、ふるさと納税をどんどん勧めていくつもりです。
Q:ちなみに…ふるさと納税以外に節税や投資はしていますか?
A:優待銘柄200万円をはじめ、金融商品で分散投資中
株主優待銘柄を5銘柄程度、総額200万円くらい保有しているほか、iDeCo、NISA、投資信託などで分散投資しています。
節税・節約と並行して、「増やす」ことも大切と考えています。10万円の出費を9万9,500円に抑えるということではなく、10万円を15万円にする! 15万円を20万円にするために、できることはやるべきだと思っています。
昔はインターネット証券会社もなく、資産運用をしたいと考えた場合、平会社を休むかランチタイムなどを使って、金融機関に出向かないといけませんでしたが、今は、夜でも通勤途中でも、ゆっくり吟味しながら、不明点は電話とメールで確認しつつ、プランを練ったり購入したりすることができます。価格も100円からと、リーズナブルになりました。現在、メガ(ギガ)な金額を運用されている方も、最初は初心者です。知識も資金力も少なく、もしかしたら100円からスタートしていた人もいるかもしれません。
ふるさと納税で賢く節税したら、お金との付き合い方も変わるかもしれません。最初の一歩として、ぜひ楽しみながら自分のお金を動かしてみてはどうでしょうか?
ふるさと納税ファンの体験談を読む!

CASE 01:年間約150万円を寄付する美食ブロガー、azabu-lifeさん
ふるさと納税でもらった返礼品などを紹介するブログ「 ふるさと納税&美食酒ブログ 」を運営。返礼品に惹かれてふるさと納税を始めたが、寄付で地方を応援する、という趣旨を詳しく知って深く賛同。毎年、限度額ギリギリまで計画的に寄付をする、ふるさと納税のベテラン。

CASE 02:豪華グルメで”スネ夫ライフ”満喫中!クワさん
ふるさと納税ファンの同僚に、その楽しさ、返礼品のクオリティの高さをアツく語られ、こわごわ始めたらどっぷりハマったというクワさん。翌年からは限度額ぎりぎりまで計算機を叩いて寄付ライフを送るようになった。ドラえもんのスネ夫のように、リッチでゴージャスなグルメを楽しむ「スネ夫ライフ」を満喫中。

CASE 03:ご縁のできた土地へ、お礼の寄付!すずめさん
ワンストップ特例制度が開始された翌年の2016年に、家族が初挑戦。届いたしゃぶしゃぶ肉に感激して以来リピーターになった、すずめさん。家族で返礼品が届く時期をずらし、1年通じて楽しめるように計画している、家族ぐるみの「ふるさと納税ファミリー」。

CASE 04:いつでも使える宿泊券や食事券を活用!namiyuyuさん
旅行、食べ歩きが大好き。人気ブログ『 株主優待・ふるさと納税日記 namiyuyu 』を運営するnamiyuyuさん。
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(トウシル編集チーム)