日本でも海自の新型多用途フリゲート「くまの」が進水しています。

 ドイツ連邦海軍が計画する次期水上戦闘艦の艦級が「F126」に決まったと2020年12月2日(水)、ドイツ国防省が発表しました。

ドイツ海軍 2028年就役予定の次世代多目的戦闘艦 調達名称...の画像はこちら >>

ドイツ連邦海軍の次期水上戦闘艦「F126」のCGイラスト。頭文字の「F」はフリゲートを表している(画像:ドイツ連邦海軍)。

 この計画は2009年ごろからドイツ連邦海軍内で進められていたもので、様々な任務に柔軟に対応できるよう、各種ミッションモジュールを載せ替えられるような設計になっているのが特徴です。

 従来の海洋戦闘だけでなく、特殊部隊の潜入支援や、洋上での長期間にわたる監視活動、海賊対処行動、不審船舶に対する臨検調査などにも対応できることが求められています。

 計画では、全長約160m、満載排水量約1万トン、乗員数114名、同乗人員80名で、耐用年数は30年を予定しているとのこと。なおドイツ連邦海軍の発表では、最初の4隻は2028年に就役する予定です。