汐留周辺の面倒な信号待ちが全カットされたのは大きかったですね。

2022年12月に最後の工区が開通

溜池~豊洲市場「たった11分」に短縮「築地虎ノ門トンネル」全...の画像はこちら >>

2022年12月に全通した環状第2号線「築地虎ノ門トンネル」(乗りものニュース編集部撮影)。

 東京都は2023年9月15日(金)、全通した環状2号線「築地虎ノ門トンネル」の開通効果(6か月間)を発表しました。

 築地虎ノ門トンネルは、最後の区間である新橋~築地が2022年12月に開通。これで虎ノ門から晴海方面まで地下トンネルを通じてノンストップとなり、長い信号待ちポイントである第一京浜「東新橋一丁目」交差点やその先の「汐留」交差点、さらに汐留JCT交差点や「旧青果門前」交差点を、まるごとスルーできるようになりました。

 発表では、築地虎ノ門トンネルの通行量は1日25000台。溜池~豊洲市場前の平均所要時間は、約30分から約11分へ大幅短縮となっています。

 圧倒的に便利になった環状第2号線。

東銀座から勝どき橋を抜けて首都高晴海線へ抜ける「晴海通り」の交通量も2割減少し、渋滞が緩和されたとしています。

 開通したばかりのトンネルを活かし、虎ノ門ヒルズ・新橋駅から豊洲・有明方面へ直行する快速バス「東京BRT」も定時性が向上。夏のコミケ輸送にも活躍し、いよいよその本領を発揮しようとしています。