1往復だけ運転されている大阪駅発着の特急「しなの」が、運転区間を変更。大阪でその姿が見られなくなります。

ほとんどが名古屋駅発着の列車

 JR東日本長野支社は2015年12月18日(金)、特急「しなの」について、東海道本線・大阪~名古屋間の運行を取り止めることを明らかにしました。

 特急「しなの」の定期列車は名古屋~長野間の運転がほとんどですが、1往復のみ名古屋駅から東海道本線を走って、大阪駅が始発・終着の列車が運転されています。

 この1往復について、2016年3月26日(土)のダイヤ改正で運転区間を変更。特急「しなの」の定期列車は全列車が名古屋~長野間での運転になります。

 現在、わずか1往復だけ残っている大阪駅発着の特急「しなの」は、大阪駅8時57分発~長野駅13時53分着、長野駅14時04分発~大阪駅19時18分です。

 ちなみに大阪~名古屋間において、在来線を行くこの特急「しなの」へ乗らず東海道新幹線を利用した場合、新大阪駅発が10時03分でも長野駅への到着時間は同じ。また長野駅発が同じ時間でも、新大阪駅へは18時03分に到着できます。

 ただ特急料金(指定席・通常期)は、大阪~長野の全区間で在来線特急「しなの」を利用した場合は3430円、新大阪~名古屋間で新幹線を利用した場合は4660円になります。

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