JR東海は、飯田線の一部区間においてQRコード決済の実証実験を実施すると発表しました。
ワンマン列車でスムーズな運賃収受に向け検証JR東海は2025年7月11日、飯田線の一部区間において、QRコード決済の実証実験を実施すると発表しました。
JR飯田線。構内踏切より(乗りものニュース編集部撮影)。
この実験はワンマン列車における運賃収受の円滑化を目的としたもので、乗客の利便性や乗務員の業務負担、列車運行への影響などを検証します。
実施期間は2025年8月1日から10月31日まで.川路駅~宮木駅間を走行するワンマン列車が対象です。期間中は、従来の現金払いに加え、「PayPay」での運賃支払いが可能になります。
「PayPay」で支払う際は、降車時に運転士に申告する必要があります。提示されるQRコードを読み取り、車両最前部の運賃表示器で運賃を確認、アプリにて金額を入力して支払いを行います。現金での支払いも引き続き利用できます。
なお、駅係員が配置されている飯田駅・伊那市駅、および車掌が乗務する列車は対象外です。