茨城県竜ケ崎工事事務所は2025年9月3日、圏央道の「牛久阿見IC」(阿見町)について、IC出口部の通行帯を9月18日(木)14時に一部切り替えると発表しました。
【こうなります】バイパス延伸で激変! 圏央道の「人名みたいなIC」(地図/写真)
南側から同ICに接続する県道「土浦竜ケ崎線バイパス」が、ICを越えて北へ延伸するためです。
土浦竜ケ崎線は、龍ヶ崎市の県道5号から土浦市の国道125号までを南北に結ぶ県道です。この区間は国道6号やJR常磐線と東側で並行しており、バイパスの牛久阿見IC以北2.1km区間は2026年度の開通を目指して工事が進められています。
国道6号は混雑が激しく、西側にバイパスを建設中ですが、まだ一部区間しか開通していません。土浦竜ケ崎線バイパスの開通で、牛久市から土浦市にかけての国道6号現道を東側へ迂回するルートができそうです。
また、国道6号現道と圏央道の交点にはICがありませんが、このバイパスが開通すると圏央道から荒川沖駅方面へ、もしくは別途建設中の土浦稲敷線バイパス(学園西大通り延伸部)とあわせて、ひたち野うしく駅や国道6号へのアクセス性向上が見込まれます。
なお、圏央道のつくば牛久IC-牛久阿見IC間は2025年8月29日に4車線化され、続く牛久阿見IC―阿見東IC間についても2026年度の4車線化が予定されています。土浦竜ケ崎線バイパスは、この圏央道4車線化の進捗を踏まえて延伸工事が進められています。