東京都は2025年9月5日、新宿駅西口の土地区画整理事業に伴う「動線変更」を、9月27日(土)未明に実施すると発表しました。都はこの変更を、「歩行者中心の新宿駅に向けたファーストステップ」と位置づけています。
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この切り替えを境に、新宿駅西口は南側の甲州街道と北側の青梅街道とのあいだで車両の通り抜けができなくなります。
一方、これまで歩行者が地下広場からのみアクセスできた地上広場内のバス乗り場については、駅から地上でのアクセスも可能に。駅から西新宿方面へ直進する歩行者動線も確保されます。
これに伴いバス乗り場の大きな再編も行われます。まず広場内のバス乗り場は、一部がタクシー乗り場に使われるなどして縮小となります。
すでに都営バス乗り場の一部は、広場内のバス乗り場から小田急ハルク側に移設されていますが、さらに京王バスの乗り場も京王百貨店前へ一部移設され、広場内のバス乗り場へ乗り入れなくなります。関東バス、西武バスの乗り場についても、広場内のバス乗り場のなかで位置が変わります。
今後、2035年頃にかけて西口広場はさらに変貌し、地下駐車場と地上をつないでいた吹き抜け構造の旧「らせん状車路」の周りに、大きな歩行者空間が整備される予定です。