2017年7月8日から、伊丹空港の2階南北保安検査場で保安検査機「スマートレーン」の試験運用が始まります。
関空国際線に続き2例目伊丹空港や関西空港を運営する関西エアポートが、2017年7月8日(土)から伊丹空港で、最先端の保安検査機「スマートレーン」の試験運用を始めます。
スマートレーンの導入は国内線では日本初、国内空港では関西空港第2ターミナル(国際線)に続き2例目といいます。
伊丹空港で試験運用が始まる「スマートレーン」のイメージ(画像:関西エアポート)。
特徴として、検査レーンの長さが従来の約7mから13.7mに。一方、検査時間は従来比で約30%短縮されます。3人の同時使用も可能です。手荷物やトレーの移動も自動化されます。
関空エアポートによると、すでに運用している関西空港では処理能力150%以上の効果を上げているとのこと。伊丹空港では2階南北保安検査場内の2レーンがスマートレーンに変更され、2020年春には本運用が開始される予定です。
【図】スマートレーンの設置場所

伊丹空港では、「スマートレーン」は2階南北保安検査場内に導入される(画像:関西エアポート)。