香川県内を走る高松琴平電気鉄道で、京急2100形電車をイメージしたラッピング車両の運行が始まります。車両は、京急から譲渡された1080形電車です。

元・京急1000形に2100形デザインをラッピング

 京急電鉄は2018年4月10日(火)、高松琴平電気鉄道(ことでん、香川県高松市)の1080形電車で、京急電車の全面ラッピング車両を運行すると発表しました。

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高松琴平電気鉄道で運行されるラッピング車両のイメージ。車両は1080形電車(画像:京急電鉄)。

 ことでんの1080形は元・京急1000形電車です。京急線で2010(平成22)年まで約50年にわたり使用。一部はことでんに譲渡され、塗色が変更されたうえで現在も使用されています。

 今回は、京急の羽田空港国内線ターミナル駅開業20周年を記念した取り組み。16日(月)から京急2100形のデザインを模した全面ラッピングのことでん1080形1編成(2両)が、高松築港~琴電琴平間を走ります。車両にはオリジナルヘッドマークを掲出。運行開始日には仏生山駅(香川県高松市)で、ことでんと京急の関係者らが出席し、出発式が開催される予定です。

ことでん1080形電車が京急デザインに 元・京急車両を使用、出発式開催

ことでん1080形電車(画像:京急電鉄)。
ことでん1080形電車が京急デザインに 元・京急車両を使用、出発式開催

京急1000形電車(画像:京急電鉄)。

ことでん1080形電車が京急デザインに 元・京急車両を使用、出発式開催

オリジナルヘッドマークのイメージ(画像:京急電鉄)。

 なお、京急電車をイメージしたラッピング車両は、ことでんのほか、2017年10月から大阪高速鉄道(大阪モノレール)で、2018年2月から沖縄都市モノレール「ゆいレール」や長崎電気軌道、鹿児島市交通局(鹿児島市電)でそれぞれ運行されています。

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