地上は「交流拠点」として再開発し、駅前広場・イベントスペースなど地域の情報発信拠点となる「広域交流ゾーン」、オフィスや商業店舗など事業活動の拠点となる「複合都市機能ゾーン」、人材・情報の交流拠点となる「ものづくり産業交流ゾーン」を設置する計画です。
相模原駅から橋本駅までは約3km。これだけ近いエリアで同時に大規模な再開発が行われるのは異例ですが、相模原市の計画では、相模原駅周辺地区はMICE機能と行政・防災機能が集積する中枢業務拠点として、橋本駅周辺地区は在住者・勤務者・来訪者が交流できるゲートとして位置付け、相互に魅力を高め合うことで一体的な広域交流拠点を形成するとしています
ただ、そのためには新たな道路整備やJR横浜線の立体交差化なども必要になる見込みで、事業の規模はさらに拡大していきます。二重投資になって効果が分散しないか、同時並行的に開発を進められるのか、相模原市のプロジェクトのかじ取りが小田急多摩線延伸の可否を左右することになりそうです。
【地図】小田急多摩線、唐木田から先のルート

小田急多摩線の延伸検討区間。唐木田~相模原間は約5.8km、相模原~上溝間は約3.0km。『小田急多摩線延伸に関する関係者会議報告書』より(画像:相模原市)。
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